2010/03/25

消えそうにまた進んで行ったわ



3月中旬から一週間、NYに行っていた。
完全にお遊びの観光。
ずっと行ってみたかったグランド・ゼロを観に行くべく、
D70を持って行ったはいいが、
大雨強風に煽られ、
到着して2日間はあまり観光も出来ない状態で
夜はホテルに缶詰めだった。

Empire State Buildingの近くで、
Madison Square Gardenの真ん前という
好立地のホテルはコンドミニアム形式だったけれど、
最終日までキッチンを使う事なく、
バーガーや肉料理ばかり食べていた気がする。
近所のスーパーにエヴィアンしか売っていなくて最悪だった。


雨も3日目には上がり、漸く一眼を持って出かけられる事に。





雨も上がったところで、サブウェイに揺られて街を下がり、WTCへ。
流石にもう10年近くも前のことともあり、復興の工事が進んでいた。
2013年にはメモリアルパークが出来るらしい。
だが、跡地の近くの教会に爪痕が残っていた。



同じ通りに仮設の記念館のようなものがあって、
そこでは少量ながらに当時の様子を語るビデオ上映や、
資料が用意されてあった。

自由の女神の像いっぱいに連なるメッセージと、
警察や消防士のワッペンや勲章、星条旗。

当時私はまだこどもで、
煙を吹いて崩壊する巨大なタワーを
まるで特撮映画でも観る様な気持で眺めていた。
その後のアメリカの異常な昂りを、
こどもながらに不安に思っていたのを覚えている。
家族や恋人、親友を亡くした彼らに掛けられる言葉は見つからないし、
テロリズムを許していいとは絶対に思えないけど、
原因があって結果がある事を私達は知っている筈。
根っこの闇は長い長い年月をかけてとても色濃くなって、
修復出来ない程に膨れ上がっているかもしれない。
だけどそこに至る倍の時間を掛けたって、
取り除けるように私はこれからも勉強するんだろうなって、
そうありたいなと改めて考える旅だった。

報復として出たあの戦争で死んだイラクの人々と、
このテロで亡くなった人々、
どちらの命が重たいだとか、
そんな事誰に決められるの?




0 件のコメント:

コメントを投稿