2010/11/09

time of eve

「イヴの時間 劇場版」 [Blu-ray]











イヴの時間 Are you enjoying the time of EVE ?
インターネット上で15分の短編、全6シリーズとして公開されてニコニコ動画でも話題になってたイヴの時間。3月に公開された劇場版を観たんだけど、追加シーンも加えられてなかなか続きが気になるううううといった感じ。


「未来、たぶん日本。“ロボット”が実用化されて久しく、“人間型ロボット”が実用化されて間もない時代。」
主人公のリクオくんもサミィという女性型ハウスロイドを持ってるんだけど、どうも最近様子がおかしい・・・と思ったら命令にない行動をしている様子。行動記録を元に調べて見たらどうやら「イヴの時間」という場所に行ってる・・・というところから物語は始まる。そこは「人間とロボットを区別しない」というルールが適応されている喫茶店。作中ではロボットと人間を区別する手段としてアンドロイドの頭上にホログラムの輪っかが表示されているんだけど、勿論アンドロイドはその表示をオフにしている。勿論それはロボット法的にはまずい感じ。


人間とロボットが限りなく近い状態で生活していて、中にはロボットに感情移入し過ぎて「ドリ系」って言われる人間たちも登場する。今の二次元やアイドルに陶酔する私を含めたオタク層が、何でも自分の言う事を聞いて守ってくれるロボットにハマっちゃって恋愛感情抱いたり・・・まあ普通は「きもーい」って声が聞こえてきそうだけど、なかなか各エピソードいい話が盛り込まれている。

人間とロボットの境界ってなんだろう?
主人公のリクオがピアニストとして苦悩するシーンがある。小さい頃からピアノを頑張ってきた自分とを横目にロボットは正確且つ素晴らしい演奏をする。それこそ、人間以上に。いつしか追い越される事が怖くなってリクオはピアノから離れたけど、まあ実際に有り得そうな話。今だって自動演奏のピアノがあるくらいで、ピアノを弾く事を専門にするロボットが主流になってもおかしくない世界がすぐそこまで来ているかもしれない。そうなった時に人間の芸術的価値は?DTMだって人間がパソコンを触っていじくって音楽を作るわけだけど、そこの行程が省かれてしまう時代が来るかもしれないよね。ボーカロイドだってある位で、人間には実質発声が不可能な音域だって表現出来るようになっている。曲を作って、歌わせるのは人間かもしれないけど、いつその指示を可能にする人工知能が現れるとも限らない。
まあ技術的な面はおいておいて、本作のテーマはきっとロボット(アンドロイド)と人間の感情的な問題だと思う。攻殻機動隊でも、AIを搭載したタチコマが自我に目覚めて行く・・・という事があったけど、いつかロボットにも感情、ゴーストが宿る日が来ちゃうかも・・・なんて。夢の様な話で、技術の発展は素晴らしい事だけど、考え様によってはちょっと怖いかもしれない。

ただ今、一つだけ言えるのはモノは大事に扱わないといけないよね。その対象に感情の有無は別としても、モノを大切に出来ない人は人間も大事に出来ないと思うから。なんて、携帯電話を落としまくってる私が言うのもアレだけど。
"Are you enjoying the time of EVE?"
例えばあなたの使ってる携帯電話に感情があったら、知りたいと思う?
上記の通り滅茶苦茶な扱いしてるから、すんごい悪口言われてそうで、私はちょっと怖いかも。

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