2015/12/31

香港ぶらり旅 その1


年末香港に行ってきた。
香港Expressで羽田から、12月26日のAM6:00の便で5時間ちょっと。
LCCの利用は2回目だったけど、特にDelayもなく快適な旅のスタート。

せっかく香港に来たけど、初日は鼎泰豊で小籠包をいただきました。

新港中心Silvercord という海沿いのショッピングモールに入っている鼎泰豊です。

エビがぷりぷりで美味でした。
ちなみにこのショッピングモール、「I.T」という香港のセレクトショップのOUTLETも同じ階にあります。セール時期ということもあり、MM6のスエットが7千円くらいで買えたのでラッキーでした。

夜はSheratonの前から夜景が超綺麗に見えます。

このあたりは尖沙咀(Tsim Sha Tsui)という駅のエリアになるのですが、九龍公園があったり、美術館があったり、ステイするにはもってこいの場所かなと思います。今回は紅磡(Hung Hom)にとどまっていたのですが、次来るならこの辺だなと思いました。お買い物もたくさんできるしね!
ちなみに、マカオ行きのフェリーもこの尖沙咀(Tsim Sha Tsui)から出ています。

香港は地下鉄も便利ですが、バスもかなり充実しているので、交通に困ることはなかったです。交通にはオクトパスカードが便利です。Suicaみたいなチャージ形式のカードで、コンビニや街中のタピオカ屋さんとかでも使えます。
地下鉄の駅や、香港国際空港のエアポートエクスプレスの乗り場などで買えます。HK$150で、$50はデポジットなので後で返してもらえるみたい。5日の滞在でしたが、トータルで$200くらい使いました。(何度かコンビニ利用などもしています)

それではいったん、このへんで。

2014/10/05

save me










"magnolia" (1999) Paul Thomas Anderson






Come on and save me...
Why don't you save me?






2014/09/08

だまし絵Ⅱ






bunkamura 25周年特別企画 だまし絵Ⅱ
2014/8/9(土)~10/5(日)
The Bunkamura Museum of Art
August 9 - October 5, 2014
[主催] Bunkamura/東京新聞/フジテレビジョン
[後援] J-WAVE81.3FM
[協力] スイス インターナショナル エアラインズ/日本貨物航空/日本航空/ルフトハンザ カーゴ AG

bunkamuraで開催中のだまし絵展に行って来た。前回好評だった企画の第二回目らしい。
展覧会は「プロローグ」「トロンプルイユ」「シャドウ、シルエット & ミラー・イメージ」「オプ・イリュージョン」「アナモルフォーズ・メタモルフォーズ」から成っている。
「だまし絵」と「シュルレアリスム」は果たして本当に関連性があるのか?と素人目に見ていつも疑問に思うのだが、この手の展覧会だと必ずといっていいほどにマグリットとダリの作品が登場する。
マグリット大好きな私としてはるんるんで出かけたのだが、展示されていたのは「赤いモデル」(小さいの)と「白紙委任状」、「真実の井戸」。見たことあるのばっかりじゃんとちょっとヘコんでいたら、どうやらマグリットの大回顧展が日本で来年の3月から行われるらしい!






マグリットはさておき、肝心の展覧会だが、Tony Oursler(トニー・アウスラー)というNYのマルチメディア・インスタレーションアーティストの作品が、とっても気持ち悪くてステキだった。人間の顔を別のものに投影する手法を取る人なのだが、まぁどれも大体気持ち悪い。今回展示されていたのは金沢21世紀美術館所蔵のPinkという作品。カエルの形のオブジェに投影される女性の目と口。軽くホラーだが独特の世界観に魅せられ、怖いもの見たさで長い間滞在してしまった。
福田美蘭の「Copyright」という某ネズミ王国のキャラクターたちの顔を極限まで隠しつつ、それでも誰がどう見てもそれぞれのキャラクターだとわかるような作品群も目を引いた。彼女が某ネズミ王国をモチーフに作品作りをしていたら訴えられたことが発端だとか。著作権はどこから発生するのか?をテーマにギリギリの場所をシニカルに攻めているところが面白かった。(けどこれ、多分ギリギリアウトってやつでしょうね。)

そんなこんなで面白い作品はたくさんあったものの、結局例のごとくマグリットの誘惑には勝てずグッズを入手して帰路に。



それにしてもマグリット、大回顧展開催とは胸が躍る。
年末年始、MoMAでもマグリット展を運よく見ることができたのだけれど、それとはまた違った展示内容だと殊更嬉しい。ベルギー王立美術館所蔵の「光の帝国」が来日することを心の底から祈りつつ…。(2006年のベルギー王立美術館展では来日していたようですね。)








2014/08/01

2014直近リリース備忘録






FKA twigs "Two Weeks"
from LP1
12th, Aug





Basement Jaxx "Never Say Never"
from Junto
25th Aug






Banks "Brain"
from Goddess
5th Sep



Maroon 5 "Maps"
from V
3rd Sep




Jessie Ware "Tough Love"
from Tough Love






SBTRKT "NEW YORK"
Wonder Where We Land
23th Sep





2014/04/03

I AM A GOLDEN GOD


Almost Famous(2000)

アカデミー賞脚本賞受賞作品、Cameron Crowe監督作品。
彼自身16歳でローリングストーン誌の記者となり、多くのアーティストと交流する中での実体験を元に描かれた、ロックバンドとそれを取り巻く人間模様の物語だ。

主人公のウィリアムは”厳格な”大学教授のシングルマザーの元育てられ、姉は母との折り合いが悪く早々に家出。姉の残したレコードと、フィリップ・シーモア・ホフマン演じる実在した音楽ライター、レスター・バングスと出逢い本格的に音楽ライターとしての道を歩み始める。Black Sabbathのライブの日、彼は「Stillwater」という人気急上昇中のバンドと出逢う。そして、同日同所、日本で言うところの所謂「バンギャル」であるケイト・ハドソン演じるペニー・レインとの出逢い。一目惚れしたものの、ペニー・レインはStillwaterのギタリスト、ラッセルと付き合い始める。



どこの世界にもグルーピーは存在するもので、まぁ我々の世代でいうところの矢沢あいの「NANA」、大槻ケンヂの「ロッキン・ホース・バレリーナ」等々。学生時代に耽読した作品を思い出してしまった。そしてバンドマンに恋をすると、高確率で悲惨な末路を辿るというセオリーも全世界共通のようだ。

「バンドには本気にならないの、傷付いて楽しめないから」と豪語するものの、次第にラッセルに本気になってしまうペニー・レイン。中盤、自分がポーカーでビールと引き換えの景品にされたとウィリアムから聞いた彼女が、涙を堪えて笑いながら、「What kind of beer?」と返すシーンは何度見てもこみ上げてくるものがある。再三再四周りが「目を覚ませ」と伝えたところでどうにもならないのが恋だし、若さ所以なんだろうけれど、切ない。間違いなくこの物語の主人公はウィリアムなんだけれど、ラッセルとペニー・レインのどうしようもない恋物語に胸を痛めてしまった。(また、そんなラッセルの本命の彼女が絶妙にブスというのもミソである)

物語も終盤、サファイアが、避妊もせず軽々とバンドマンと寝ちゃう若いグルーピー達を尻目に、ラッセルに告げる言葉が、この世界を生きてきた女性のすべてを語っていると思う。
"They don't even know what it is to be a fan. Y'know? To truly love some silly little piece of music, or some band, so much that it hurts."
(彼女たちは本当の「ファン」になるってこと全然わかってない。馬鹿馬鹿しい音楽や、バンドを心底好きになるって、すっごくすっごく傷付くって事よ)

青春時代に何かしらバンドに触れて生きてきた人なら必ず楽しめる映画だと思う。
そして私はもし自分に娘が出来たら言いたい。「何を聴いてもいい、自分の好きな音楽を見つけなさい。だけど約束して、バンドマンとDJにだけは恋しちゃだめよ」ってね。






2014/03/22

I'm gonna swing from the chandelier



Sia "Chandelier"

I'm gonna live like tomorrow doesn't exist
Like it doesn't exist
(まるで明日なんて最初から存在しないかのように生きるの)

Sia Furlerの新譜がドロップされました。
昨年からRihannaやKaty Perry, Beyonce, Kylie Minogueのプロデュースや楽曲提供の方に活動がシフトしていた彼女だけれど、アルバムもリリース予定みたいなのでとっても楽しみ。
彼女の曲にしてはHookの高音が印象的な仕上がり。
彼女の曲ってlyricも含めて何処か暗澹とした絶望の色と、晴れ渡った休日の朝のような色が絶妙に混ざっている気がしてとっても好き。
今年こそはいっそ国内じゃなくてもいいから、ライブに行きたいな。

And I'm holding on for dear life, won't look down won't open my eyes
Keep my glass full until morning light, 'cause I'm just holding on for tonight
Help me, I'm holding on for dear life, won't look down won't open my eyes
Keep my glass full until morning light, 'cause I'm just holding on for tonight
On for tonight




2014/01/17

I guess we're at our best, miles away



12月末からNYへ。
数年振りの大寒波に当たってしまい、
D90のファインダーを覗く気力も削ぎ取られてしまった。
(ちなみに当初の帰国予定の便が欠航になり、延泊するはめになった。)




ただ幸運だったこともある。
運良くMoMAでRené Magritte展が開催されていた。
彼の作品の中で一番好きな「光の帝国」の展示がなくショックを受けていたら、
常設展の方で「光の帝国Ⅱ」が展示されており、30分ほど絵に時間を吸い取られてしまった。
おかげで1週間の滞在期間中2回MoMAに足を運ぶこととなった。




夜と昼とが額縁の中に共存しているその世界に何とも惹かれるものがある。
数年前にMoMAを訪れた時は展示されておらず、哀しい気持ちで帰国した覚えがあったため、
この時ばかりは感激のあまり歓声を上げてしまった。
いつかベルギーにある彼の美術館も行ってみたい。
人生一度きりなのだから、必ず!




天候にはあまり恵まれなかったが、奇跡的に晴れた日の一枚。
この私が1週間も滞在していて40枚しか写真を撮らなかった。
さすがに氷点下の中の撮影は無茶があった。
最近たるんでいるので、今年はたくさん写真を撮りたいな。




2013/12/23

現実と理想の間で

Revolutionary Road





1950年代のアメリカ。フランクとエイプリルは、子供にも恵まれ幸せに暮らしていた。郊外の「レボリューショナリー・ロード」と呼ばれる通りに面した庭付きの一軒家、都会の大企業への電車通勤、週末のリゾートへの小旅行。まさに二人は戦後のアメリカが黄金期を謳歌していた時代の体現者だった。だが、2人はそんな暮らしにどこか閉塞感を抱いており、絵に描いたような「幸福な家族」の崩壊は間近に迫っていた。(Wikipediaより)

夢よりも愛を追い求めるレオナルド・ディカプリオ演じるフランクと、愛よりも夢を追い求めるケイト・ウィンスレット演じるエイプリル。夢想と現実のギャップに苦しみ、パリ行きの話に再び「生きる」喜びを見出す二人。地に足の着かない話に周りはどこか馬鹿にしたような反応も見せるが、精神障害を患ったジョンだけは二人の理解者だった。だがパリ行きを決意した矢先、3人目の子どもを妊娠していることが発覚。堕ろそうとしていたエイプリルを怒鳴りつけるフランクに、「子どもたちは愛している」と言い返していたけれど、そもそも妊娠が発覚してから煙草吸いまくって飲んでる時点で子ども要らないでしょ!と突っ込みたい。
物語はほぼフランクとエイプリルの口論と言ってもいい程、よく喧嘩する。エイプリルと子どもたちとの「理想ではないけれど、確かな幸せと愛」を選ぼうとするフランク。自分の理想だけを突き詰めようと暴走するエイプリル。最初から彼らの幸せと愛の定義には齟齬があったのかもしれない。
面白いのはこの映画、二人の子どもがいながら殆ど物語に登場しないことだ。彼女の人生に於いて子どもは全く重要なファクターではなかったのだろう。そつなく子育ても家事もこなすけれど、きっとそれは彼女にとってやりたい事、望む生活ではなくて、義務からくるルーティーンワークだったのかもしれない。
皮肉にもエイプリルの死によって彼女の夢への執念から解放されたフランクが子どもたちと、全て理想どおりではないけれど、地に足の着いた幸せな日々を送ってくれればいいな。
しかし自分の夢を突き詰めるエイプリルと、地に足の着いた幸せを望むフランク、どっちが狂人なのかよくわからなくなる映画だった。まあ、なんていうか、「家族」になるって難しい事よね。



2013/12/22

2013 Best Album

Clouds "Ghost Systems Rave"






Simian Mobile Disco "Live"






How to Destroy Angels "Welcome Oblivion"







Justin Timberlake "The 20/20 Experience"







Rhye "Woman"










2013/09/01

2013備忘録



2013年も気づけば半分以上過ぎていたので備忘録的にベストトラックを整理。



Lana Del Rey
"Young and Beautiful"


映画The Great Gatsbyの挿入歌。
フィッツジェラルドの小説って恐慌を体験しているからか、
繁栄と衰退が描かれているものが多いよね。
映画観終わった後にもう一度この曲聴くとかなり悲しくなってしまった。
"Will you still love me when I'm no longer young and beautiful?"
(これから老いて、私が綺麗じゃなくなったとしても、それでもまだ愛してくれる?)





Justin Timberlake
"Mirrors"


このご時世にダンスミュージックでもないのに8分強ある曲をバンバンブチ込んだJT様。
The 20/20 Experienceは2013年の名盤。
Suit&Tieとか捨てがたい曲もあったけどこれ。
歌って踊れて演技もできてイケメンで金持ちって、
本当にJTって二次元の存在なんじゃ?と思ってしまいます。




Rhye
"Open"

最初聴いた時は女性だと思ってた。
心地よすぎる歌声に教えて貰ったその日に即買い。
Boiler Roomでのライブのご様子は以下。
フジロックで観た人がうらやましすぎて枕を濡らしちゃうよ。







2012/03/15

イタリア旅行記

2月27日から3月5日にかけてイタリアへ行ってきた。
ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマの三都市を移動する旅。

まずはヴェネツィアから。


さすがは水の都、市内は自転車を含む一切の車両は通行しておらず、ヴァポレットと呼ばれる水上バスが走っており、観光客もヴェネチア市民もそれを主な交通手段として利用しているらしい。






サン・マルコ広場の大鐘楼に登り、ぐるりとヴェネチア市内を一望。
高さは98.6mで、鐘楼自体は1514年に完成したものだが、一度崩壊したため、今建っているのは1912年に再建されたものだとか。エレベーター付きで、8€で入場出来る。








360度に広がるヴェネチアの街は、青と赤レンガのコントラストがとても美しかった。
全体的に少し霞がかっていたんだけど、とても霧の多い国みたいですね。







細い水路もスイスイと器用に移動するゴンドリエ。
ヴェネチアのゴンドリエは代々続く家業らしい。
ボッタクリに注意ですが、まぁヴェネチアらしさを堪能するならこのゴンドラが一押し。兎に角陽気な人が多い街だ。











ヴェネチアといえばガラス細工。綺麗なグラスやガラスを使った手工業作品を販売するお店がたくさん。
可愛いピアスやイヤリングなどアクセサリーも豊富で、「グラスなんかはちょっと持って帰れないけど…」という旅行者にも優しい。





夜のサン・マルコ広場。ライトアップされていて、とても良い雰囲気でした。









光を反射する水面、夜のヴェネチア。
周った三都市の中では群を抜いて美しい街だった。
写真は全てFlickrに挙げているので、掲載しきれなかった分はこちらからどうぞ。











さて、電車に乗ってフィレンツェに移動。フィレンツェはドゥオモとポンテベッキオがメインイベントといったところか。




兎に角大きいドゥオモ。Duomoはイタリア語で街を代表する「教会堂」のこと。こちらはサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂が正式名称で、大聖堂、サン・ジョヴァンニ礼拝堂、ジョットの鐘楼の三つで構成されている。





大聖堂天蓋の「最後の審判」はジョルジョ・ヴァザーリとフェデリコ・ツッカリの作品。このクーポラ(ドーム部分)の全長はなんと約45mで、そこにびっしりと描かれた絵は圧巻の一言。






大聖堂自体の見学は無料で、高さ90mのクーポラの上には6€登れるが、エレベーターがない為に464段の曲がりくねった細い階段をただひたすら頂上を目指して登る他ない。
かなりの重労働で息切れするが、登り切った後の景色は最高なので是非チャレンジして欲しい。他の写真はこちら








さて、最終日のローマだけど、書くことが多すぎるのでまた次回。






2012/02/16

ハッピーバレンタイン!



バレンタインデーだったので、チョコレートを買ってみました。



パッケージにはMeine Rollen(マイネローレン)と書いていたのですが、
調べてみるとどうやらフーシェジャパンが販売元らしい。
味は普通の板チョコで、私は特別美味しいと感じなかったのですが、
(むしろ明治の濃厚ボールの方が美味しいくらい)
何よりこの宇宙や天体をモチーフにしたデザインに
宇宙好きの心を擽られて購入。



他にも天体を象った綺麗なチョコレートがたくさんあったんだけど、
これ一つで我慢しました。








昨年のバレンタインデーMiles Davisだったけど
今年はChris BottiのMy Funny Valentineで。
もう50歳近いのに素敵です。きゅん。



















2012/01/09

Time Of The Assassins







今年は辰年らしい。来年は年女かと思うと月日の流れる速さにぞっとしますね。
2012年は節目の年というか、私生活でも大きな変化が訪れるだろうなと思っております。

さて年末年始は九州の熊本と大分に行っておりました。


熊本城は二度目でしたが、今回もスケジュールが合わず天守閣に登る事は叶いませんでした。
熊本城といえば加藤清正ですね。お城の前にも清正公の像が建っております。






お城もそこそこに、阿蘇山へ。



「自然の力というのは凄いなあ」という月並みな感想出てこなかったので、2012年はもう少し日本語の勉強をしようと思いました。




日によってはガスが強く発生していて、喘息の方だけでなく健康そのものな方も立ち入れないのだとか。所々にかまくらみたいな小さな休憩所みたいなものがあって、何だあれはと思っていたら、どうやら噴火した時に避難するためのものらしい。



もう少しいい写真が撮れる予定だったんだけれど、いかんせん寒くてカメラどころではありませんでした。反省。






ケロケロ!と。




さて、話は少し変わりますが最近ジョージ・オーウェルの「1984年」をやっと文庫本で手に入れたので読み始めました。新訳の方です。全体主義の近未来を舞台とした物語ってなんであんなに魅惑的なんでしょう。究極の「正義」を突き詰めるとあそこに行ってしまうのかなあって、ぼんやり思っているからですかね。抑圧の代償として平和を得るか、自由の代償として戦火に身を投じるか。
管理社会といえばガンダムSEEDがHDで復活らしいですね。あれからもう10年も経っているなんて、繰り返しになりますがぞっとしてしまいますね。きっと来年の今頃も同じことを言っているんでしょう…ぞっとしますね。





2011/12/17

きっと何者にもなれない私たち





輪るピングドラムが佳境に入り、残すところあと一話となった。

正直観始めた頃はぶっ飛び過ぎていて、なんだこの意味不明なアニメは…という感じだったが、2クール目に突入してからの怒涛の展開に毎週肝を冷やされっぱなしだ。



輪るピングドラムは双子の兄弟である高倉冠葉と高倉晶馬が、病気によって余命わずかの妹の陽毬を救う為に奔走する物語だ。第一話目で兄弟は妹の願いに応え、自分たちにとって想い出の場所である水族館へと出かける。だがそこで陽毬は倒れ、搬送先の病院で息絶えてしまう。覚悟していたこととは言え、ただ悲嘆に暮れるばかりの兄弟だったが、彼らの目の前で突然、水族館で買ったペンギン型の帽子を被った姿で「生存戦略!」の掛け声と共に陽毬は蘇生する。ペンギン帽子を被っている間に限っては、陽毬であって陽毬でなく、別人格「プリンセス・オブ・ザ・クリスタル」に変わるという正に超展開。これだけ聞くとトンデモ設定の謎アニメっぽい。陽毬を助けたければ、ピングドラムを手に入れろと兄弟に命じるプリンセス(通称:プリクリ)。彼らに添い従う3羽のペンギンを与えられた兄弟は、プリンセスからの指令で女子高校生・荻野目苹果の調査を開始するが、それは過去にも繋がるTSM荻窪線沿線で起きる様々な事件の始まりとなった。(参考:Wikipedia



彼らの世界では捨てられたこどもが集められる「こどもブロイラー」というものが存在するのだが、それがまたなんとも薄ら寒いものだ。親から「選ばれなかった」こどもたちが集められ、透明な存在にされる。透明という言葉が果たして肉体的な消滅、つまり殺されることを指すのか、それとも精神的な何かの隠喩なのかは明らかにはされていないが、中には「赤ちゃんポスト」が元ネタではないかと推察するファンもいる。その正体が何であれ、いらないこどもが集められて何らかの形で社会的に抹消されていることは確かだろう。

物語の終盤で、高倉家の三人の兄妹たちが実は赤の他人同士で、ちぐはぐの家族ごっこを送っていた事が明かされる。実の父親に選ばれなかった冠馬、そして陽毬…。晶馬の過去は明らかになっていないが、きっと彼も「選ばれなかった」こどもに違いない。

陽毬に取り憑いたプリンセス・オブ・ザ・クリスタルが、しきりに作中で「きっと何者にもなれないお前たちに告げる!」と口にするシーンが登場する。「何者にもなれない」という事はきっと、誰からも「選ばれなかった」事に関係しているのではないかと思う。多くの心理学者は自己評価の原点に家族を挙げる。こどもは他者による自己承認を通して成長発達していくものだ、と。その原点である家族、つまり親に選ばれなかった彼らは、どうやって自己を証明していくのか。成長していくのか。



「運命」という言葉や、「銀河鉄道の夜」のメタファー、そしてテロ。気になるキーワードが多数ちりばめられた作品だが、私はやはり彼を「選ばれなかった人間」という観点から見つめてしまう。血縁関係のない家族の行方が気になって仕方がないのは、それこそ作品への自己投影なのだろうけれど、だからこそ余計に彼らの幸せを願って止まない。

ラスト1話、ひやひやしながら一週間を過ごすことになりそうだ。





2011/12/13

Can anybody see me?





From the album "We Are Born"

Director/Editor: David Altobelli
Producer: Suzanne Joskow, Captain Blyth
Exec. Producer: Kelly Norris Sarno
Prod Co.: Symphony 19
Label: Jive/RCA
Commissioner: Max Nichols

DP: Larkin Seiple
Production Design: Jason Kisvarday, Zoe Metrano
VFX Supervisor: Noah Rappaport
VFX Artists: Lindsey Fry, Joon S. Park
Hair/Makeup: Susie Sobol


2010年の彼女のシングルで
「We are born」にも収録されています。
Limited EditionにはこのPiano Vocal Versionが収録。
ドラマGossip GirlのSeason4 Episode2の挿入歌にも使われているそう。
David AltobelliによるMVは雲が印象的なビデオに仕上がっていますね。

Breathe Meといい、このPiano Vocal VersionのI'm in hereといい
陰鬱としたLyricと曲調で構成された曲を歌いあげる
Siaがとても魅力的だと思います。




2011/11/18

Paradise


When she was just a girl
She expected the world
But it flew away from her reach
and the bullets catch in her teeth





2011/07/08

明石までちょっと。



友人の運転で三木の方からぐるっと神戸まで回ってきた。
目玉は舞子公園の舞子海上プロムナード

"世界一のつり橋「明石海峡大橋」の神戸市側に添加施設として同時施工され1998年4月5日に開設された舞子海上プロムナードは、海面からの高さ約47m、陸地から約150m、明石海峡へ突出した延長約317mの回遊式遊歩道"とのこと。(公式HPより)




世界一のつり橋を真下から眺めるのはまた圧巻だった。
途中ガラス張りの床があって、47mの高さから見下ろす海はちょっと怖い。




そのまま須磨の海岸で手持ち花火で一足先に夏気分を味わうなど、いい気分転換になった。




小さい頃は与えられた分の花火を一本一本大切にやっていて、なくなるのが凄く寂しかったけど、大人になると金にものを言わせて好きなだけ買えてしまうものだから、あの頃の有難味がすっかりなくなってしまった。
大人になるってちょっと切ないね。




夏って暑いしじめじめしてるし、虫の活動は活発になるし、汗をかくのも大嫌いだけど、花火とか浴衣とか、蚊取り線香とか、夏だからこそ楽しめるものもたくさんあるよね。






2011/06/19

吸血鬼ってなんでイケメンなの?

先日「ぼくのエリ」を観た。
いじめられっこの少年オスカーが恋をしたエリという少女は、200年の時を生きてきた吸血鬼だった、という、純粋でちょっとグロテスクなお話。吸血鬼映画といったら最近だと「トワイライト」なんかが流行ったみたいだけど、吸血鬼という設定も作品や物語によって異なっているのが面白い。しかし共通して言えるのが「吸血鬼って美男美女率高くね?」という事。

吸血鬼といえばアイルランド人作家、ブラム・ストーカーの小説「ドラキュラ」(1897年)があまりに有名だ。モデルとなったブラン城があるルーマニアもまた、現代の吸血鬼事件が起こったとかなんとかで度々騒がれる地。凶悪な犯罪者なんかが転じて吸血鬼と呼ばれる事もしばしば。何にせよ吸血鬼という存在が、恐ろしいものの代名詞として登場するのが、伝承や都市伝説の元なのだろう。

一般的に吸血鬼とはその名の通りに人の血を吸って生きる夜の魔物、といったイメージで私たちの中に存在している。 日光と十字架とニンニクが苦手!そんな感じか。


2004年に公開されたスティーヴン・ソマーズ監督、ヒュー・ジャックマン主演の「ヴァン・ヘルシング」では吸血鬼も進化して、聖水や銀も効かない最強吸血鬼として登場する。ストーリー自体がかなりトンデモ系だったこと以外あまり記憶にないのが残念だが、黒い燕尾服になんだかイケメンなオーラが漂っていたことだけはしっかり覚えている。


また、2003年から順に3作品公開された「アンダーワールド」 シリーズも、吸血鬼一族と狼男一族の争いを描いた映画だが、一応吸血鬼一族は太陽光(紫外線)は苦手だし、銀の弾丸を心臓に撃たれると大ダメージという設定は生きていたように思う。そしてあの映画に描かれている吸血鬼たちも、退廃的な雰囲気の漂うゴシックな装いの屋敷に住み、全員見目麗しい方々ばかりだった。



さて、全体的に描かれる吸血鬼像ってイケメンが多い気がするのだが、「吸血鬼=美形」という像はいったいどこからやってきているのだろう。
気になって調べてみたところ、どうやら1931年公開のベラ・ルゴシ主演の「魔人ドラキュラ」が鍵になっているようだ。(動画はこちら)ベラ・ルゴシの気品溢れる黒いスーツにマント姿が人々に吸血鬼のイメージを植え付けたのである。それから数多くの俳優が吸血鬼を演じてきたが、皆見目麗しい美丈夫が演じるという流れに至ったらしい。余談だがまぁこの吸血鬼の元となったブラム・ストーカーの小説にはドラキュラ伯爵がイケメンだったという表現はないとかなんとか。
実写映画に関わらず日本でもライトノベルや漫画でも数多く題材にされている吸血鬼。イケメンの起源は「魔人ドラキュラ」。ちょっと観てみたい。

2011/05/13

大阪登録文化財めぐり


GWを利用して大阪は中之島あたりの
登録文化財めぐりに行ってきました。













大阪にもいろいろあるもんだなぁと。
レトロ建築(・∀・)イイネ!!

でもやっぱり老朽化が進んでいて、
維持費だったり管理費だったりで大変らしい。

「昔はもうちょっと多かったんだけどねぇ」
と、カメラぶら下げて歩いてると、
親切なマダムが教えてくれました。

写真はFlickrにUPしているので
よかったらぜひぜひ。




2011/04/14

「戦場の頂上の旗」


《なにものかへのレクイエム(独裁者はどこにいる1)》2007年



 「21世紀の独裁者は、悪人の顔をしていません」
 チャールズ・チャップリンの映画「独裁者」をベースとした森村泰昌の「独裁者を笑え」。
 左右に二分されたスクリーンでアドルフ・ヒトラーを風刺した人物が交互に演説を唱える映像作品だ。多くの犠牲を出した第二次世界大戦から60年以上が経った今も、変わらずどこかで銃声は鳴り響き、人類を滅亡させるほどの破壊力を持つ兵器は地上に眠ったままだ。
 20世紀の独裁者の「顔」をアドルフ・ヒトラーだとするならば、21世紀の独裁者はどうだろう。私たちの隣人かもしれない。森村は続ける。
 「あなたは家族や恋人や友人に対する独裁者になっていないか」

 今年一月から兵庫県立美術館で行われていた森村泰昌氏の「なにものかへのレクイエム―戦場の頂上の芸術―」を見に行ってきた。一度は昨年に東京の写実美術館で見たが、この「独裁者を笑え」をもう一度見たくて神戸まで足を運んだ。
 森村氏といえば著名な人物や名画に自ら化けたポートレート写真作品が有名だが、今回は「20世紀を駆け抜けた著名な男性」に焦点を当てた作品展となった。今回の展示作品は映像・写真作品あわせて43作品。その全てに森村からの力強いメッセージが込められているように思う。

 20世紀を駆け抜けた男達への「鎮魂歌」。
 機会があればもう一度彼らに会いたいものだ。